昨日の失敗から考えていることを忘れないうちに書く。
レース前の自己評価が高かったのが敗因。
なぜ自己評価が高かったのか。
◇怪我が治りかけで出場した青島太平洋マラソンで3:06で走れた。
◇別大マラソン前の30K走、20K変化走もちゃんと良いタイムで走れた。
◇テーパリングも上手くいき、あとはレース時のアドレナリンで良い走りが出来るだろう。
という感じ。きっとサブ3ではなく実力的には2:57くらいあると過信。4:10で押して行って、後半落ちつつ何とか粘る。みたいな感じになるのかなぁ。
現実は
◇格上の先輩ランナーと並走する事を決意。自分にも自信があったし、付いて行けるだろう、この人に付いていけば大丈夫だと思えた。
◇28Kまでキロ4:10ペースで走っていた。(2:56ペース 速すぎた)
◇20K地点から足が何度も攣りそうになる。このサインを無視した。
◇結果、並走ではなく「後ろについて良いよ」のサインをくれた先輩ランナーに付いていく事が出来ず、31K地点から何度も足が攣り、ゴールまで伸ばしてはジョグの繰り返し。寒さと風もジョグペースには堪えた。
◇折れても「完走する」だけは決めていたのでそこだけは守れた。
どうしなくてはいけなかったのか?何分なら走れたのか?
◇現実的にコンディションが良くても目指していいのはサブ3だった。
◇コンディションが悪い中で(低温・強風)前半はしっかり押さえるレースプランを練っておくべきだった。
◇こんなプランを組むべきだった(という結果論)
向かい風の10Kまで 4:20
追い風区間35Kまで 4:15
ラストの向かい風区間 4:25
これでトータル3時間1分くらい。
◇コンディションが良くてもサブ3なのに、期待値が高すぎてコンディションの悪い中でサブ3以上を目指してしまった。
そこで問題なのがなぜ自分に対する期待値が高かったのか。さっきも書いたけど
◇ポイント練習とテーパリングが上手く出来たと思ったから。
結局、自己満足なポイント練習しか出来てない気がする。自分の弱点を埋めるようなポイント練習出来てた?というか、偏りがあるというか、一つのポイント練習が上手く出来た事に満足しすぎている。それが弱点。ポイント練習でも勝ったり負けたりするが、勝った時の高揚感が強く「強くなれた」という思い込みが強すぎるんだな、きっと。これが、ここ数年記録が伸びない理由じゃないかな。
今は体がしんどいので、とうてい「リベンジだ」という気持ちが湧いてこないが、身体が回復したらきっと心も回復するはずだ、しばらくちょっと休もう。
長かった一日の記録
4:50 起床 7時間眠れた 家事を開始 体重57.9㎏
6:40 新聞を読みながら朝食 卵かけごはん パン コーヒー
8:00 起きてきた娘と餅を入れたお汁粉食べる 美味し
8:45 洗濯を干し終えて、家族全員と握手を交わし家を出る
9:00 整骨院でテーピングをしてもらう
10:00 スタート地点うみたまご行きのバスが出発 赤飯おにぎり食べる
10:25 現地到着 県民ランナーだけだったのでテントも広くストーブが
あちこちにあって暖かい どら焼き食べる モンスター飲む
11:00 レースの支度を開始。大迫がジョグしていたと噂が流れる。
11:40 荷物を預け、知り合いランナーと会話をしながらスタートの時を待つ
12:00 号砲 先輩ランナーと並走する
13:07 応援に来てくれた家族と友人たちに手を振る 写真をみると笑顔で余裕ある
13:20 足が攣る前兆 給水をしっかりとり塩分のタブレットをなめる
13:40 気持ちが復活し、まだやれると思う
14:00 両脹脛、腿が攣り始める 先輩ランナーについていけず
15:15 止まると足が攣るので極力止まらずに進んで、這うようにゴール
16:00 内臓の消耗が激しく帰りのバスに乗った瞬間から吐き気がする
16:50 何とか家に帰り着いて、子供に毛布で体をくるんでもらう
17:30 寒くて入れて貰ったストーブの灯油の匂いに吐き気が増す
18:00 嫁が「頑張ったね」と買ってくれた好物の刺身と、唐揚げをみて「おえー」となってしまう
18:15 体が冷え切っているので、風呂に入る
19:00 ようやく小さなお握りをたべる やっと水分も受け付ける
ゴール後のラインにポツポツと返信始める
21:00 嫁の作ってくれた味噌汁が美味く徐々に回復 レース後、初めてのおしっこでる
いつも22:00に寝るのに体が疲れすぎて眠れず別大マラソンの録画を見始める
めちゃくちゃ面白い展開 スタート時も自分は映らず、先頭集団とすれ違った時はCM中だった
24:00 就寝 長かった一日を終える