娘が11歳になった。身長は去年から6.3cm伸びて151.4cm。大きくなった。
下の息子に甘く、娘には「それはダメ、これはダメ」と言いすぎてきたことを反省している。
生まれた頃は
「どうか元気で大きくなって欲しい」
と健康だけを願っていたが、健康を手に入れると「もっと体力を」とか「もっと学力を」「もっと向上心を」とか親の欲が半端なく出る。
今まで「あれはダメ、これはダメ」と娘の思いを聞かずに否定してきた事が多い。その正体は、「お前の望むように行動すれば必ず失敗するからやめときなさい」なのかな、と思う。自分が失敗してきた事を、あらかじめ回避させようという親の思いは傲慢だ。
子供がどんな失敗をしても
「大丈夫、また頑張ればいいやん」
「今度は、こうしてみたら」
とか選択肢を与えて見守るのが、本来の親の役目なんだろう。失敗をたくさんしつつ、経験を増やして好きな人と繋がっていけばいい。
昨夜、誕生日の前夜祭として娘の欲しかったリングフィットを購入。
ずっとテレビを見ながら楽しそうにフィットネスしている。きっと筋肉痛になるだろう。思わず、
「明日、筋肉痛になって楽しい誕生日じゃなくなるかもよ。そこそこでやめときよ」
と言ってしまう。嫁に
「いいやん、楽しそうやし」
と言われる。
そうか11歳の誕生日は「リングフィット」が楽しすぎて筋肉痛になった、という素晴らしい記憶で残ればいい。
口出ししすぎない事を心がけたい。
「いいよ、やってみよう」
「いいよ、やってみて」
「どうやったら出来るか、一緒に考えよう」
と言ってやろう。
娘がドンドンと跳ねる音を聞きながら、眠りについた昨夜。
今日は残念ながら大雨だが、キャンプ場のコテージに泊まる。晩御飯は大好きなハンバーグとチキンラーメン(最近のCMの卵、ウィンナーのせのやつ)で良いそうだ。きっと楽しい一日になる。
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