トリハシ ~とりあえず走ってくるわ~

何でもかんでも悩みは走りながら考える子供2人の父親ランナー

青島太平洋マラソンに向けて

昨日のフルマラソン後、なるべく座らないようにしていたので脚が固まらず、「もしかしたら、明日は格上のランナーの方々と同じように疲労回復ジョグが出来るのでは?」と思って寝たが、信じられないくらいの筋肉痛で起床。歩くのがやっと。しっかり休んで、また頑張ろう。

 

 

今シーズン初戦となった下関海峡マラソンは3:03:55(ネットタイム)でした。起床から一日の振り返り。

 

4時起床。寝起きダルい。昨夜は21時に布団に入るも寝付けず寝返りを打ち続ける。

起床後、すぐに朝食。赤飯、味噌汁、あんこをいっぱい乗せたトースト、コーヒー。

準備は寝る前に済ませていたので、ササッと着替えて妻に駅まで送って貰う。夜勤明けなのに感謝。

5時20分の電車で下関に。おにぎりを追加で食べた後に、電車内で30分くらい深く眠れた。スッキリと目が覚める。

7時に下関駅に到着。Sブロックの更衣室、トイレも充実で、いつでも使用できた。

 

昨日の下関は、気温も高く晴天、風も強い。苦手な不安要素ばかりだったが、一緒に練習している先輩ランナーから良い言葉を貰い、吹っ切れてスタートラインに立てた。

 

前から5列目に並べたので、ほぼロスなくスタート。キロ4:10で刻んでいった。3K過ぎくらいでサブ3ぺーサーの集団に追いつかれ、集団の最後尾について行く事に。ぺーサーは後半の激しいアップダウンに備え4:08~4:10で進む。めちゃくちゃ暑い。汗が尋常ではなく、このペースで行けば30Kも持たない。無理をすれば、レースが終わってしまう。13K地点でぺーサーに付いていく事を止める。

 

そこからは単独走なのだが、それでも4:10~4:12で進む。20K地点のトンネルから長い登り坂に。昨日の自分は登り坂得意モード。アップダウンに入ってからサブ3ぺーサーが、また近づいてきた。20Kから30Kが一番調子が良かった。27K地点くらいでは正直サブ3出来たな。と思っていた。過信。

 

練習会に参加するようになり、レース中も多くの知り合いランナーとエールを送りあって走れた。ゲストランナーの猫ひろしとも「にゃー」でエール交換。

 

異変は33K地点、あれダメかも・・・。と思った時には既に脚が死んでいた。そこから3K続く登り坂のきつかった事。誰が登り坂得意やねん!と自分に突っ込みながら走り続ける。この付近でサブ3ぺーサーの一人が脚が攣って歩いていた。責任感のある任務、さぞ悔しかっただろう。

 

36K地点。登り切って、いよいよ下り。が、既に力は残って無く今の全力を尽くしながらも4:40前後のジョグ。ラスト2K、永遠とも思えるような長さ。先輩ランナーと共にフィニッシュ。

 

あれだけきつかったのに、終わった途端に笑顔が出る。楽しかった。

 

全身で精製された塩が凄くて、体中ざらざらだった。11時33分に下関でフルマラソン完走して、逃げるように愛する別府に帰る。今回は胃腸が痛むことなく、帰りの電車内で10日ぶりのビールを堪能。14時半、別府着。

 

良かった点

・苦手だった暑い中でのマラソンで自分で判断して、それなりに走り切れた。

・ちゃんとテーパリングした効果があったと思う。特に酒を抜いた事。

・夏の練習の成果を実感することが出来た。

・暑かったので、向い風も鬱陶しいと思いながらも「涼しい」とポジティブに捉えられた。

失敗だった点

・20Kの登り坂に入るまでのペースが、少し速すぎた。

・4回ある大きな登り坂、得意と思い込んで序盤に脚を使いすぎた。

 

失敗点を事前に分かっていたとしても、この気候とコースでは今の実力ではサブ3は無理だったと思う。が、青島太平洋マラソンでは十分にサブ3を狙って走れる!という自信になった。

 

次は2週間後のハーフマラソン。ちゃんと疲労を抜いて、練習を積んで行こう。

 

気持ちはめちゃくちゃ前向き。まだまだやれる!