トリハシ ~とりあえず走ってくるわ~

何でもかんでも悩みは走りながら考える子供2人の父親ランナー

8歳になる

息子、8歳になる。

昨日、息子が8歳になった。

誕生日当日は校内のマラソン大会もあり、ここを目指して一年間息子とトレーニングを積んできた。11月に足を痛めたものの、何とか間に合って練習では昨年の順位を上回る(昨年8位)5位になったらしい。前年のあの安定したトップ5に割って入る事が出来たんだな。これは期待できる。妻と休みを合わせて応援に。

 

10時、号砲が鳴る。スタートダッシュを決める子、最初からのんびり走り出す子。色んな個性がスタートから垣間見える。息子が来た!一人だけ帽子を脱いであごひもで帽子をグルグル回転させながら走っている。なぜ?現在12位。昨年もこんな順位だったが、帽子は回転させていなかった。どうした?こっから巻き返すのか?

 

と思ったがあっという間に走り終え、結果11位だった。

 

不満顔の父親、悔しさと困惑した顔の息子。何とか和まそうとしてくれる妻。

 

きっと誕生日に浮かれていて集中できなかったんだろうと、妻と推測。

 

大会を終えて、夕方落ち着いた時に息子に聞いてみた。

「悔しい。練習で5位だったのに6番も下がった。スタートは緊張した。なんで上手く走れなかったのか分からない。帽子を振り回して走ったのは特に意味ない」

という事だった。多分、上位に入れる実力はあったんだと思うけど、気持ちの持っていき方が分からなかったんだろう。帽子グルグルは緊張の表れか。

朝、登校する前にしっかりと息子と話しておくべきだった。失敗は彼のせいではない。余裕で上位に入るだろうという父親の慢心が、この結果を生んだ。

 

来年は、

「胸がドキドキするやろ。それはワクワクなんや。楽しんでおいで。きっと上手く走れるよ。注意するのはスタートだけ。スタートに出遅れると、短い(800m)コースだから挽回が効かない。あとは頑張っておいで」

と伝えよう。共に走った時間は裏切らない。彼なら出来る。

 

下校後、家族で子供の好きなドン・キホーテへ。大好きなライフル銃をゲットし、幸福度アップ。それから焼肉へ行き更に幸福度アップ。家族全員お腹一杯で満たされて、帰宅後はコタツに溶かされて身動きできず。

 

 

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