トリハシ ~とりあえず走ってくるわ~

何でもかんでも悩みは走りながら考える子供2人の父親ランナー

家族、それを強く意識した日

ちょうど10年前は長女が生まれる直前で、嫁が大きなおなかだった事を覚えている。あれから早10年、我が家も家を建てた数か月後に熊本地震で、遠く離れた別府なのに震度6を何度か経験した。市役所から鳴り響くサイレンが恐ろしかった。今も小さな揺れで心がざわつく。

 

「絶対に迎えにいくけん、動くなよ」

 

もしもの時、子供達には避難所になっている校区の学校から動くなよ、と伝えてるが、「はぁ~い」という感じ。伝わっているか?

震度6でも寝続けた子供たち。寝顔をみて焦りながらも、俺がなんとかせんといけん、でもどうしよ、と動揺した夜を思い出す。何にも出来ず、家族で車で寝たあの夜。