トリハシ ~とりあえず走ってくるわ~

何でもかんでも悩みは走りながら考える子供2人の父親ランナー

ワクチン接種とおせっかい

昨日の朝、ワクチン接種した。嫁が医療者なので家族枠みたいなやつで。会場には高校時代の同級生が何人かいたので緊張せずに済んだ。筋肉注射なので打った瞬間は痛い。経験済みの同級生は「一回目は肩痛い、二回目は熱が出た」と言っていた。肩も上がるし、変化も無いので夕方、普通に飲酒。こういうとこ、不謹慎。飲むなと言われれば飲むみたいな。酒を飲んだ直後に寝込む。これは疲れからか?でもこんな僅かな量で、こんなに眠くなるかな。ちょっと寝て起きたくらいから、肩がズンズン痛くなる。夜は寝返り打つ度に軽く目覚める。ワクチンの影響かどうかは分からないけど、夜も9時間寝た。良く寝た日曜日だった。

 

月曜の朝、現在、肩は上がらなくはないが上げるのが億劫になる痛さ。夕方、走れるか?今回摂取はモデルナ。

 

 

全く別の話。

去年の夏に公園でグルグル走っていたら、自転車に乗った男の子が大きく転倒。その時、インターミッテントの疾走部分のトレーニングをしていたので、男の子に駆け寄るかどうか迷っているうちに、同じように走っていたランナーがサッと駆け寄った。男の子は顎から出血していたので、男性ランナーは親が来るまでずっと顔を押さえてあげていた。何度もこけた現場の前を周回でグルグル走って状況を見守っている自分が恥ずかしかった。その時に決めたことは

「困っている人がいれば、どんなトレーニングをしていても駆け寄って声をかける」

という当たり前の事だった。ここにご飯食べに行ったらハンバーグを食べるみたいに決めておけばすぐに動ける。

 

昨日の夕方、息子をバイクの後ろに乗せて夕飯の買い出し。買い物を終えて息子とパピコを分け合った食べていると、原付で店に来ていたおばあちゃんのバイクのバッテリーが上がったのか、エンジンがかからない。僕自身も何度も同じ体験があるので、おばあちゃんに声をかけてエンジンをかけてみる事に。息子もいたので格好つけたかったのだと思う。

10分くらい粘ったが結局、バイクが古く、キックでかける部分も錆びていてエンジンはかからなかった。おばあちゃんは携帯を持っていなかったので、電話を貸して家族と連絡を取るお手伝いをしただけだった。それでもおばあちゃんが息子に「助かったわ」と100円玉をくれそうだったので「いや、いや困った時はお互い様です」と言って息子と早々と駐車場を後にした。

 

今回は大した役にも立てなかったが、なぜか「困った時はお互い様です」というセリフを言う時に泣きそうになっていまった。というか薄っすら泣いた。親切(おせっかいか?)にした側が泣くってどういうこと?なんか、年々、泣きのスイッチ壊れてないか?

 

昔、ラグビーの先輩があしなが育英会をみかけたら「持っているありったけの千円札を入れる」という話を聞いて、一度だけ千円札を募金箱に入れたことがある。その時もなんか涙が出そうだった。これは何の感情なのだろう。今回もそれと似た経験だった。

 

長くなった。ワクチン接種すると肩が痛いので、洗濯ものを干すときに困るって話と、何故か涙が出る中年男性の話でした。