トリハシ ~とりあえず走ってくるわ~

何でもかんでも悩みは走りながら考える子供2人の父親ランナー

要 加筆修正

今朝、梅の花が満開。青空とよく合う。

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初めてのレースレポ。

前日の晩御飯は泊まったホテルの一階にあったファミレスで、すき焼き定食うどん付き。寝る前におにぎり一個と飲むヨーグルトウィダーインの鉄分ゼリーを飲んで就寝。移動で疲れていたのか21時にしっかり寝る。

当日は5時起床。5時半までベットでウダウダ。シャワーを浴びて、6時半バイキング朝食。ごはん、味噌汁、納豆、ウィンナー、バナナ、オレンジジュースで軽めに食べる。8時に赤飯おにぎり、9時にカステラ、9時半にゼリーと食事はいつものルーティーン。8時半頃競技場に到着。綺麗な競技場で、且つ多くの速そうなランナーを目にするだけでもワクワクする。競技場では尊敬する先輩ランナーに久しぶりに会えてご挨拶。しかし、暑い。寒さなど微塵も感じない。まだ2月だぜ。

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10時スタート、先頭の組が出た一分後にスタート。スタート前から風も吹き始める。集団に付いて行って、どれだけ楽に後半を迎えられるか。そこだけを考えていたが、全然集団にならない。同じペースくらいの人に付く、4:05。速い、もう少し落とそう。としているうちに良いペースの人を見つけて付いていく事に。先輩ランナーとも一緒に走れて、いいとこ見せようとちょっと緊張していた。

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楽だったのは10キロくらいまで。後は段々と雲行きが怪しくなってきた。2.5キロの周回コースなので17.5キロの時に「今日はサブスリーは無理だ。このままでは潰れてしまう」と開き直って3時間5分以内くらいを目指そうと下方修正。すると、気持ちが楽になったのか、4:20くらいだったラップも一時的に4:10に回復!よしっ、いいやん。と思えた21キロまで。すぐそこまで来ていた脚の売り切れが発表され、メンタルも良い音を立てて折れた。そこからは「5分を超えない」とか「絶対に歩かない」「あと一周頑張ろう」とか色んな小さい目標を立てては崩れ、最終的に落ち着いたのは「絶対に完走はする」と「5分30秒は超えない」だった。

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「吐きそうなので吐いたら止めよう」「攣りそうなので攣ったら止めよう」「肉離れの箇所に痛みが出たら止めよう」

と止めても良い理由を作ってみたが、吐きそうなのに吐かないし、攣りそうなので攣らないように走るし、肉離れの箇所は特に問題なく動くし。意外と頑丈だな。簡単には死なない。

暑さのせいか、周回コースなので早々とリタイアしているランナーを横目になんとか5:20くらいで走り続ける。足が攣りスタッフに伸ばしてもらうランナーもたくさんいた。「あと一周で止めよう」は20回くらいは考えたと思う。でも2020年の別大マラソンで目標のサブスリーが達成出来ないと思って30キロ地点でリタイアした悔しい思いは、もう味わいたくない。きつくてもせめて最後まで走りぬきたい。一緒にレースに参加した他部署の上司が「本当に大会を開いてくれるだけでありがたい。感謝しかないよね」と言っていた言葉も背中を押してくれた。

コースは公園内を走る緩やかなアップダウン。その緩やかささえ後半は劇坂で苦しんだけど。坂の上りが追い風で、下りの時に向かい風だったのは風速6mの中でも唯一の救いだったか。あと500m地点に立つ大会ボランティアの女の子が可愛かった。多分、そこだけ無意識のうちに速く走れていたのではないか?41歳、まだ男。

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写真はゴール直前のもの。この直後、ゴールしてチップを外す時に足が攣る。記録は3:23:53。全然、想定内では無い結果なのに、一晩経った今は「よく完走した、えらい」と思っている。レース後は脱水のためか、5時間食事もとれずに、おしっこも出なかった。そしてこれだけの体の不調がある中「楽しかった」という感想を持っている。苦しさ味わうとか自分の弱さ知るのがなぜ「楽しさに繋がるのか」はまたよく考えたい。

天候に対しての弱さは出た。曇り10℃微風アップダウン少がもちろんベストだけど、そんなに上手く気象条件整わない。昼間の太陽カンカン照りの時とかもゆっくりジョグしたり、今後、工夫は必要だ。

今回は「別大マラソンとか、本番のレースじゃないから天気関係なく突っ込むぞ」で撃沈。でもよくよく考えたら別大など本気で走るレースとの時に、今回の「突っ込んで撃沈」の経験を活かして「じゃあ今回は悪天候だからとりあえず安全に4:20~30くらいのペースで行ってみよっか」とはならないんじゃないかと思う。やっぱり同じように成功の確率がメチャクチャ低くても突っ込んで自己ベストを目指すのではないだろうか?となると、やはりどんな天候でもチャレンジ出来る自分でいる土台は必要なんだろう。が、なぜ、成功しないと分かっていても突っ込むのか?それは失敗する時のペース走と同じではないか?あーごちゃごちゃしてきたので今日はこれでおしまい。